【2023年最新】シナリオライター・脚本家を目指す人が応募するべきコンクール【受賞のコツも解説】

【2023年最新】シナリオライター・脚本家を目指す人が応募するべきコンクール【受賞のコツも解説】

「初心者がシナリオコンクールに応募しても受賞なんてできないよね?」

このように考える方は多いですが、結論をいうと、シナリオコンテストは初心者で受賞している方は数多くいます。

とはいえ、簡単に受賞できるものではありません。コンクールで受賞するには、文章表現や世界観の表現などのスキルは必要不可欠です。

しかし、シナリオライターや脚本家・小説家になりたいとあなたが考えているなら、シナリオコンテストやコンクールは無視できない存在ですよね。

シナリオライターを始めたばかりの僕は、携帯小説サイトの小さなコンクールに応募していました。

当時は3作品を応募したのですが、結果は惨敗。

そこからシナリオの勉強をして、自分なりの勝ち方を分析した結果、同携帯小説サイトで優秀賞を受賞できました。

本記事では、現在募集しているシナリオ・脚本コンクールの紹介や、コンクールで受賞するための、ちょっとしたコツなどについて解説します。

「いつかはシナリオライターになりたい!」
と考えていても、自分からチャンスをつかみにいかない限り、10年経ってもチャンスは訪れません。

初心者でも応募できるコンクールを紹介するので、あなたの夢を叶える準備を始めましょう。

目次

【2023年最新】シナリオライター・脚本家を目指す方が応募するべきシナリオコンクール【順次更新】

【2023年最新】シナリオライター・脚本家を目指す方が応募するべきシナリオコンクール【順次更新】

それでは、2023年6月現在で募集している、シナリオコンクールを紹介します。初心者でも応募できるコンクールを紹介するので、興味のあるものは公式サイトを覗いてみましょう。

  • (ゲーム小説)TapNovel:長編ゲーム小説大賞
  • (ラジオ)株式会社FM徳島:「防災ラジオドラマ」シナリオコンテスト
  • (映画)函館イルミナシオン映画祭実行委員会:第27回シナリオ大賞
  • (小説)東京都北区:北区内田康夫ミステリー文学賞
  • (短編小説)松山市役所:坊っちゃん文学賞
  • (小説)文芸社:第三回 Reライフ文学賞

(ゲーム小説)TapNovel:長編ゲーム小説大賞

〆切2023年7月31日
賞金大賞:10万円読者章:5万円
公式サイトhttps://tapnovel.com/contests/14

(ラジオ)株式会社FM徳島:「防災ラジオドラマ」シナリオコンテスト

〆切2023年8月6日
賞金知事賞:10万円優秀賞:5万円徳島章:3万円
公式サイトhttps://fmradiodrama.com/

(映画脚本)函館イルミナシオン映画祭実行委員会:第27回シナリオ大賞

〆切2023年8月10日
賞金グランプリ:100万円準グランプリ:10万円
公式サイトhttp://hakodate-illumina.com/scenarioaward

(小説)東京都北区:北区内田康夫ミステリー文学賞

〆切2023年9月15日
賞金大賞:100万円特別章:10万円
公式サイトhttps://www.city.kita.tokyo.jp/koho/kuse/koho/kiss/bungaku_bosyuuyoukou.html

(短編小説)松山市役所:坊っちゃん文学賞

〆切2023年9月30日
賞金大賞:50万円佳作:10万円
公式サイトhttps://bocchan-shortshort-matsuyama.jp/about.html

(小説)文芸社:第三回 Reライフ文学賞

〆切2023年10月31日
賞金賞金総額60万円(書籍化あり)
公式サイトhttps://www.bungeisha.co.jp/relife/

シナリオ・脚本コンクールに応募できる公募サイト5選

シナリオ・脚本コンクールに応募できる公募サイト5選

次に、シナリオ・脚本コンクールに応募できる公募サイトを紹介します。それぞれの特徴を解説するので、
「ここなら自分でも受賞できそうだな!」
と感じたサイトから、コンクールに応募してみましょう。

1.note

note

noteは、駆け出しのシナリオライターや小説家が作品を公開している、ブログ媒体のプラットフォームです。

日記やビジネス情報発信にも使用されていますが、シナリオライターも多く利用しています。

noteには小説家も多いことから、テーマに沿ったシナリオコンテストが頻繁に開催されています。作品の書籍化もあり得るので、小説家としてのデビューも夢ではありません。

また、応募方法はnote内に作品を書いて指定された#タグをつけるだけなので、作品の応募方法がわからない方でも手軽に応募できることが魅力です。

プロのシナリオライターや小説家も少ないので、初心者でも受賞できるチャンスが非常に多いですね。

「まずは気軽に応募してみたい!」
と考える方は、noteで作品を公開して、コンテストに応募してみましょう。

>>note

2.登竜門

登竜門

シナリオライターや小説家に限らず、多くのクリエイターが利用しているのは、登竜門です。

自治体や大手企業、中小企業などの公募を紹介しているWebサイトであり、確かな実績になるコンクールが公開されています。

初心者向けのコンクールも多く、シナリオライターや脚本家を目指す方には必須のサービスといえるでしょう。

シナリオ・脚本コンクールは応募費無料が多いので、コストを抑えて他人に誇れる実績を作りたい方におすすめです。

シナリオライター・脚本家・小説家などのデビューをサポートしてくれるコンテストも多いので、シナリオライターを目指す方は、登竜門で募集されているコンテストを覗いてみましょう。

>>登竜門

3.公募ガイド

公募ガイド

登竜門と同じく、多くのコンテストを紹介している公募ガイドは、地方自治体や中小企業などの公募が多くみられます。

アスリートのキャッチコピーなどの公募も多く、シナリオライターだけではなく、コピーライターを目指す方にもおすすめの公募サイトですね。

応募費無料のコンテストが多く、コストを抑えながら実績を作りたい方にもおすすめです。

登竜門と違い会員登録が必要ですが、一度登録すればさまざまなコンクールに簡単に応募できます。

登録費用や利用料も無料なので、登録だけしても損はありません。

>>公募ガイド

4.小説家になろう

小説家になろう

小説家になろうは、小説を執筆して公開できるプラットフォームです。

シナリオライターや小説家志望の方が多く利用しており、他人の作品をたくさん見られることが魅力ですね。

独自のコンテストも常時行っており、コンテストに毎月応募したい方には非常におすすめです。応募も方法は作品を投稿して#タグをつけるだけなので、難しい型に沿って作品を作る手間もありません。

noteに比べると競合のレベルは高い印象ですが、小説家としてデビューできるサポートが充実しています。

小説が好きなユーザーが多いので、受賞しなくてもあなたのファンを作ることが可能なので、小説家になろうを利用しない手はありませんね。

>>小説家になろう

5.クラウドワークス

クラウドワークス

は公募サイトではありませんが、シナリオ作成の案件を受注できるサービスです。

無料で利用できる上に、シナリオ創作でお金を稼げるので、副業シナリオライターを目指す方におすすめ。

実績作りにも利用できるため、コンクール以外の方法で実績を作りたい方には最適のサービスといえるでしょう。

クラウドワークスは完全無料で利用できるので、登録してどのような案件があるかを確認するだけでも、シナリオライターとして一歩前進です。

>>

シナリオ・脚本コンクールで受賞するための4のコツ

シナリオ・脚本コンクールで受賞するための4のコツ

次に、シナリオ・脚本コンクールで受賞するための受賞するための、ちょっとしたコツを紹介します。

「これをすれば絶対に受賞できる!」
というノウハウではありませんが、受賞できる可能性をグッと高めることが可能です。

闇雲に応募して貴重な時間を無駄にするよりも、確かな戦略を活用して、1日でも早くシナリオライターとして活躍できるようになりましょう。

シナリオ・脚本コンクールで受賞するためのコツは、以下の4つです。

  • スキルアップを継続する
  • 過去の受賞作品を分析する
  • わかりやすい文章表現を意識する
  • 審査員のプロフィールを確認する

順番に見ていきましょう。

スキルアップを継続する

最も大切なのは、継続してスキルアップすることです。

1回の応募で受賞できたとしても、その後の活動を継続するには、常にスキルアップが必要ですよね。

また、受賞できなかった場合、自分なりの改善点を探して作品をブラッシュアップしない限り、あなたのスキルが伸びることはありません。

スキルアップをするためには、人気作品に触れてみたり、専門書を読んだりする必要があります。

シナリオライターにとって多数の作品を読むことはスキルアップに直結するので、名作と呼ばれる作品は片っ端から触れてみましょう。

なお、シナリオ創作に関する基礎を学べる本は、【初心者向け】シナリオライターにおすすめの本5選!効率的な読み方も解説!で紹介しています。
「まずは作り方から学習したい!」
という方は参考にしてください。

過去の受賞作品を分析する

過去の受賞作品を分析することは、そのコンテストで受賞しやすい系統を理解することに繋がります。受賞作品はコンテストの公式ホームページから確認できるので、必ず目を通しておきましょう。

受賞作品を分析する際は、以下のポイントをチェックしてください。

  • 文字数
  • 作品の構成
  • 作品のテーマ
  • 文章の読みやすさ
  • サブプロットの内容

上記の中でも、サブプロットの内容は非常に重要です。なぜなら、サブプロットの出現によって、ストーリーに深みが出るからですね。

作品の構成も非常に重要なポイントなので、物語の構成については、正しい知識を入れておきましょう。

わかりやすい文章表現を意識する

「コンクールで受賞するためには、流れるような文章表現が必要!」

このように考える方が多いのですが、実際は違います。理由は、どれだけ美しい表現で文章を綴っても、理解しにくい文章は読者にストレスを与えるからです。

有名作家「村上春樹」の作品は、文章表現が非常にユニークで、読者に感動を与えています。
しかし、作品の根底にあるのは、わかりやすい文章表現です。

読者にとってわかりやすい文章を書くためには、論理性や修飾語の位置などが重要になります。

有名作家のような文章表現ではなく、まずは、読者や審査員にとって【読みやすい作品】を意識して執筆を行いましょう。

審査員のプロフィールを確認する

どれだけ素晴らしい作品を書いたとしても、審査員に刺さらない限り、受賞できないのがコンクールです。

そのため、審査員のプロフィールはチェックする必要があります。

審査員のプロフィールはコンテストの公式ホームページに記載されていますが、その人の SNSやブログなども確認しておきましょう。

また、審査員をリサーチする場合は、以下のポイントをチェックしてください。

  • 審査員の生い立ち
  • 審査員の好きな作品
  • 審査員の考え方・思考
  • 過去に表彰した作品など

一言でいうと
「この人に刺さる作品とは?」
を意識して、物語を作ることです。

コンクールは受賞が目的なので、あなたの作りたい作品だけでは審査員に響かない可能性があります。

受賞できる可能性を少しでも広げるためにも、審査員の情報は徹底的にリサーチすることをおすすめします。

シナリオ・脚本コンクールに応募する際の3つの注意点

シナリオ・脚本コンクールに応募する際の3つの注意点

最後に、シナリオ・脚本コンクールに応募する際の、2つの注意点について紹介します。

というのも、注意点を理解しておかないと、応募しても審査されない可能性があるのです。一つの作品を作るためには、短編小説でも24時間以上は必要です。

貴重な時間を無駄にしないためにも、応募する際の注意点はしっかりと理解しておきましょう。具体的な注意点は、以下の2つです。

  • 応募規定を正しく理解する
  • 既存作品の2次創作は絶対にNG
  • 同じ作品を複数の公募に使わない

順番に解説します。

応募規定を正しく理解する

応募規定とは、コンクールに応募するルールを意味します。

noteや小説家になろう、などのプラットフォームであれば応募方法は簡単ですが、自治体や企業が開催するコンクールにはルールがあります。

具体的には、以下の通りです。

  • 締切
  • 作品数
  • 応募費用
  • 応募資格
  • 作品のテーマ
  • 作品の文字数
  • 作品の提出方法

コンクールによっては、文字数を原稿用紙で指定したり、納品のファイル形式を指定したりと、応募規定は異なります。

したがって、作品をみてもらう前に弾かれないためにも、応募規定は必ず確認してください。

既存作品の二次創作は絶対にNG

コンクールには、有名作品を編集した作品を応募するトラブルが多々あります。

しかし、シナリオ・脚本に精通した審査員が作品を審査するので、二次創作は確実にバレるでしょう。

他人の作品を二次創作して勝手に使用した場合、そのコンテストには二度と応募できない可能性があります。審査員の中で悪い評判も広がるので、はっきり言ってメリットはありません。

他人の作品を参考にすることは大切ですが、丸パクリして自分の作品にすることは絶対にやめてください。

同じ作品を複数の公募に使わない

コンクールの多くは、同じ作品を複数の公募に使うことを禁止しています。理由は、受賞した作品の権利は、コンクール主催側に移行するからです。

例えば、AとBのコンクールで大賞を受賞して書籍化する場合、どちらの運営元から出版するのか、大きなトラブルになりますよね。

同じ作品を複数の公募に使わない理由の図解

出版には版権も関わってくるので、同じ作品を複数の公募に使用するのはNGです。

ただし、受賞できなかった作品は別のコンクールに使用できるので、同じ作品で複数のコンクールに挑みたい方は、審査が終了するまで待ちましょう。

まとめ:コンクールに応募して、シナリオライター・脚本家として実績を作ろう!

まとめ:コンクールに応募して、シナリオライター・脚本家として実績を作ろう!

シナリオ・脚本のコンクールを受賞するには、シナリオ創作のスキルが必要です。

しかし、作品を作って世に出さない限り、スキルは向上しません。
したがって、シナリオライター・脚本家を目指すなら、スキルを磨きながら作品を作り、コンクールに応募しましょう。

また、月10万円程度の収入を得ながらシナリオライターの道を進みたい方には、副業シナリオライターをおすすめします。

スキルを身につけながら実績を作れるので、一石二鳥です。実践経験も積めるので、コンクールで受賞できる確率も一気に高くなるでしょう。

副業シナリオライターの始め方は【未経験OK】シナリオライターのなり方は?副業で始める方法や注意点を解説で詳しく執筆しているので、ぜひ参考にしてください。

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この記事を書いた人

文章とテクノロジーが大好きなフリーランスです。2018年からWebライターを開始して、クラウドソーシングでは月収40万円以上達成。デジタルアート作品の作成もしています。2023年1月17日より、AIアートの個展を開催。

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