シナリオライターを副業で始めるなら、クラウドソーシングへの登録が必須。クラウドソーシングには、未経験でも応募できる案件が多数公開されています。
つまり、クラウドソーソーシングに登録さえすれば、シナリオライターとして誰でも活動を開始できるということですね。
ただし、クラウドソーシングには使い方や注意点も存在します。
登録は無料なので金銭的な損害を受ける心配はありませんが、使い方を間違えると稼ぎづらくなるのです。
そこで本記事では、シナリオライターにおすすめのクラウドソーシングサイト5選と、メインで使うサービスの選び方や注意点などについて解説します。
シナリオライターをこれから始める方は、本記事をぜひ参考にしてください。
シナリオライターにおすすめの無料で使えるクラウドソーシング6選
早速、おすすめのクラウドソーシングを5つ紹介します。
それぞれのサイトの特徴を紹介するので、あなたにピッタリのサービスをメインと知って活用しましょう。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- Aniycte(エニークルー)
- クラウディア
- Bizseek
1.クラウドワークス
メリット | 高単価案件も充実 国内最大級の案件数 未経験でも応募できる 案件が多数安全性が 高いスマホアプリがある |
デメリット | 手数料が高い(20%) |
クラウドワークスは、国内最大級のクラウドソーシングです。
シナリオライティングやWebライティングだけではなく、Webデザインやプログラミングなどの案件も充実しています。
初心者でも応募できる案件が多く、実績作りにも最適なクラウドソーシングといえるでしょう。
上記のように、初心者でも応募できる案件は複数あるので、同業者と案件を取り合う心配もありません。
さらに、料金の未払いなどに対応していることも、クラウドワークスのメリットです。クラウドワークスは、発注者がクラウドワークスにお金を払って(仮払い)から、受注した方が仕事を開始します。
そのため、納品したら報酬は必ず振り込まれます。
安全性も高く案件が常にある状態なので、メインで使えるソーシングを探しているシナリオライターにおすすめ。
2.ランサーズ
メリット | 案件が多い 報酬額が高い 安全性が高い コンペ案件が多い 法人企業と繋がれる スマホアプリを使用できる |
デメリット | 手数料が高い(20%) |
ランサーズは、クラウドワークスと同様、国内大手のクラウドソーシングです。
発注者には法人企業が多く、高単価かつ継続案件を受注したい方におすすめのクラウドソーシングです。
初心者でも受注できる案件も充実しているので、実績を作りたい方にも気軽に使えるサービスといえるでしょう。
有名企業が案件を発注していることもあり、場合によっては大チャンスを掴める可能性もあるでしょう。
決済システムも充実しているので、安全面についても問題はありません。大手企業と繋がりたい方は、ランサーズを使用するよいでしょう。
3.クラウディア
メリット | 報酬が高い 競合が少ない 手数料が低い(5〜15%) |
デメリット | 案件数が少ない |
クラウディアは、ライティングやイラスト、動画制作などのクリエイティブ分野に特化したクラウドソーシングです。
スキルアップできる案件も多く、初心者でも実績作りとして利用できるでしょう。さらに、高単価案件も多数公開されているため、ガッツリ稼ぎたい方には非常におすすめ。
全体的な案件数は少ないので、メインとしての利用は難しいかもしれません。
しかし、利用者が少ないので、案件を比較的受注しやすい環境です。
これから伸びるクラウドソーシングなので、今のうちに登録しておきましょう。
4.Bizseek
メリット | 競合が少ない 手数料が最も低い(5〜10%) 高単価案件が多い |
デメリット | 案件数が少ない 経験者向きの案件が多い |
Bizseekは、手数料が国内で最も低いことで有名なクラウドソーシングです。
クラウドソーシングの平均手数料は20%前後ですが、Bizseekは5%からと、かなり低いことがわかります。
高単価案件が多く、信頼性の高い企業が案件を発注しています。
そのため、継続案件を受注できれば、Bizseekでガッツリ稼ぐことも十分に可能です。
経験者を対象にした案件が多い傾向ですが、初心者向きの案件も公開されています。
大手クラウドソーシングサイトと比較すると案件数は少ないですが、お宝案件を発見できるチャンスは多いです。
利用者も少ないので、Bizseekで稼ぐなら今が狙い目ですね。
5.Anycrew(エニークルー)
メリット | 高単価案件が充実エージェントサービスを利用可能 |
デメリット | 案件数が少ない |
Anycrew(エニークルー)は、高単価案件を多数取り扱っているクラウドソーシングです。
案件数は全体的に少ないのですが、ごく稀に高単価のシナリオ系案件が募集されています。
希望者にはエージェントサービスも提供しているため、高単価かつ継続案件を受注したい方には、最適のサービスといえるでしょう。
利用者も少ないので、登録して損はありません。
ただし、実績を求めらえる案件が多いので、登録してチャンスを伺いつつ、実績を作りながら備えておきましょう。
レバテッククリエイター
レバテックフリーランスは、企業と個人を直接マッチングしてくれるエージェントサービスです。月収50万円以上の案件も多数紹介してくれるので、高単価案件を受注したい方におすすめといえます。
エージェントサービスで高単価案件を受注するには実績やスキルは必要ですが、フリーランスとして安定収入を得ることが期待できます。
シナリオライターのフリーランスとして活動したい方は、レバテックフリーランスのエージェントに仕事を相談してみましょう。
メインにするクラウドソーシングの選び方
ここでは、メインで使用するクラウドソーシングの選び方を解説します。結論は、以下の通りです。
- シナリオ案件数
- 手数料
現段階でいうと、クラウドワークス・ランサーズをメインとして利用するべきでしょう。
しかし、新しいサービスがこれから提供されるかもしれません。
そのため、選び方は理解しておきましょう。
シナリオ案件数
シナリオライターがメインにするクラウドソーシングを選ぶ際、シナリオ作成案件の数をチェックすることが大切です。
理由は、案件の数が多いほど、自分に適した仕事を見つけやすく、収入の安定につながるからです。
クラウドソーシングサイトを比較する際、各サイトのシナリオ作成案件の数や更新頻度を調べましょう。
また、案件の種類やジャンルも確認することで、自分の得意分野にマッチする案件が見つかるかどうかがわかります。
案件数の多いクラウドソーシングほど、スキルアップやキャリアップのチャンスが多いです。
したがって、シナリオライターがメインにするクラウドソーシングを選ぶ際には、シナリオ作成案件の数を重視しましょう。
手数料
手数料もクラウドソーシングを選ぶ基準です。手数料が高いと、実際に受け取れる報酬が減り、効率的な働き方にならないことがあります。
クラウドソーシングサイトを比較する際、各サイトの手数料率や、報酬に対する手数料の計算方法を確認しましょう。
手数料が低いサイトを選ぶことで、実際に手に入る報酬が増え、働く意欲も高まります。
ただし、手数料が低くても、案件がない限りはメインとして利用できません。
なので、これからシナリオライターの案件を受注する方は、クラウドワークスやランサーズで実績を作りながら、手数料の低いサービスでもクライアントを捕まえましょう。
クラウドソーシングで案件を受注する方法
クラウドソーシングに登録しただけでは、案件は受注できません。多くの案件を受注するためにも、以下の項目を意識してください。
- プロフィールを充実させる
- 魅力的な提案文を送る
- ブログで作品を公開する
順番に解説します。
プロフィールを充実させる
クラウドソーシングで案件を受注するなら、プロフィールを充実させることが大切です。
魅力的なプロフィールがあれば、クライアントが安心し、仕事を依頼しやすくなります。
また、検索からあなたを見つけた際にも、プロフィールが充実していると、発注者からの依頼も来る可能性が高くなるでしょう。
プロフィールには、以下の情報は必ず記載してください。
- 自己紹介文
- 過去の実績
- 得意分野
- サンプル作品
- 仕事への思い
などを記載しましょう。これらの情報は、クライアントがあなたの能力を判断する手がかりとなります。
つまり、シナリオライターがクラウドソーシングで案件を受注するためには、プロフィールを充実させること非常にが大切なのです。
提案文を魅力的にする
提案文とは、案件に応募する際に発注者に送る文面のことです。
シナリオライターがクラウドソーシングで案件を受注するためには、提案文を魅力的にすることが重要です。
クライアントは、提案文を読んであなたのアイデアや能力を判断し、依頼を決めます。相手がどのような人材を求めているか分析して、魅力的な提案文を送りましょう。
提案文には、
- 案件に応募した理由
- 過去の成功事例や実績
- ライアントのニーズに対する理解
- 自分(あなた)に依頼するメリット
などを記載してください。
これにより、クライアントはあなたが最適な選択であると感じるでしょう。
クラウドソーシングで案件を受注するためには、提案文を魅力的にすることが不可欠です。提案文に手を抜く方は多いので、作り込めばチャンスがありますね。
ブログで実績を作る
シナリオライターがクラウドソーシングで案件を受注するためには、ブログで作品を公開することが有益です。
作品を公開することで、クライアントに自分のスキルやセンスをアピールできます。つまり、クライアントから信頼を獲得できるでしょう。
ブログには、シナリオの一部やオリジナルストーリー、過去に制作した作品などを掲載しましょう。
また、制作過程や考え方を説明することで、クライアントがあなたの作業スタイルや発想力を理解しやすくなります。
このため、シナリオライターがクラウドソーシングで案件を受注するためには、ブログで作品を公開することが効果的です。
シナリオライターがクラウドソーシングを利用する際の注意点
最後に、シナリオライターがクラウドソーシングを利用する際の注意点について解説します。具体的には以下の通り。
- 単価が低すぎる案件には応募しない
- クライアントの評価を確認する
- 受注した仕事は最後までやり切る
単価が低すぎる案件には応募しない
クラウドソーシングを利用する際は、単価の低すぎる案件には応募しないことが重要です。
単価が低いと、労力に見合わない報酬になり、効率的な働き方ができません。
「テストライティング」と称して、コストを押させてライターを使おうとする発注者も少なくありません。
ただし、記名コンテンツ(自分の名前が出るコンテンツ)作成の場合、実績を積みたい最初の段階では、単価が低くても応募してみる価値があります。
これにより、自分の名前が広がり、今後の案件獲得につながる可能性が高くなるからです。
それでも、シナリオライターがクラウドソーシングを利用する際は、単価の低すぎる案件には注意し、効率的に働ける案件を選ぶことが大切です。
クライアントの評価を確認する
案件を受注する前に、クライアントの評価も確認しておきましょう。良い評価のクライアントと仕事をすることで、スムーズなコミュニケーションやトラブルの少ない案件が期待できます。
クラウドソーシングサイト上で、クライアントの評価や過去のフィードバックをチェックしましょう。評価が高いクライアントは、納期や報酬の面でも信頼できることが多いです。
一方で評価の低いクライアントから案件を受注した場合、連絡が取れなくなったり、金銭トラブルになる可能性があります。
評価の低いアカウント(クライアント)ほど、高単価案件に見せかけた案件を発注しています。注意してください。
つまり、クラウドソーシングを利用する際には、クライアントの評価を確認し、安心して働ける環境を選ぶことが重要です。
受注した仕事は最後までやり切る
当たり前ですが、受注した案件は最後まで対応してください。
途中で投げ出すと、クラウドソーシング上の評価が悪くなり、今後の案件獲得に影響が出ることがあります
このため、自分が実際に対応できる案件かどうかを事前に確認し、時間管理やスケジュール調整を行いましょう。
まとめ:シナリオライターはクラウドソーシングを利用して実績を作ろう
本記事で紹介したクラウドソーシングは全て無料で登録できます。登録しているサービスが多いほど案件を受注できるため、全てのクラウドソーシングサイトに登録しておきましょう。
ただし、案件単価の低い案件を受注すると、全く稼げない可能性があるので注意してください。
なお、シナリオライターの副業の始めた方は、【未経験OK】シナリオライターのなり方は?副業で始める方法や注意点を解説で詳しく説明しています。気になる方はぜひ参考にしてください。
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